Y & T ワイ・アンド・ティー/CA,USA 1984 & more

Y&Tの最高傑作の映像集が誕生です！　本作は、Y&Tの数少ないオフィシャル映像作品である「LIVE AT THE SAN FRANCISCO CIVIC」と「SUMMERTIME GIRLS & ALL AMERICAN BOYS」を最高峰クオリティで復刻したDVD。実のところ、かねてよりY&Tは復刻リストにあったのですが、残念ながらこのバンドは当時レーザーディスクをリリースしておらず、永久保存にふさわしいマスターが見つからなかったのです。ところが、この度コレクターから、とても30年前の物とは思えない新品同様のVHSカセットが提供され、ついにDVD化に踏み切ることにいたしました！そのVHSの保存度たるや、本当に奇跡的。単に長年再生していなかったというだけでは説明の付かない鮮度。まさか温度や湿度管理のできる保管庫にでもしまってわけではないと思うのですが、ホコリやテープそのものの物理的なヨレがないのはもちろんのこと、再生してみても画面の歪みひとつ、線ノイズひとつない。まるでレーザーディスクのように完璧な映像美と音声を吐きだしてくれたのです（もちろんスペックの関係上、水平解像度はレーザーディスクに及びませんが）。それだけの極上マスターですから、レーザーディスク復刻シリーズと同じ海外メーカーにデジタル化を依頼し、細心に細心を重ねて映像と音声の総てをDVDに移し替えました。そうして蘇ったY&Tの極上映像は、本作に２本収められています。最初に登場するのは、「1984年９月25日サンフランシスコ公演」を収めたライヴビデオ「LIVE AT THE SAN FRANCISCO CIVIC」。“Y&Tサウンドの完成形”とも言われた（YESTERDAY & TODAY時代から数えて）6thアルバム「IN ROCK WE TRUST」に伴うステージをじっくり観られる傑作映像です。その画質、カメラワーク、サウンド、ミックス……総てがさすが公式だけはある完璧ぶり。曲目も、改名第１作の代表作「EARTHSHAKER」から「IN ROCK WE TRUST」までの曲だけに絞り込まれ、貴重な黄金期Y&Tの旨みが最上級クオリティで繰り広げられるのです。本心を言えば、「Black Tiger」や「I Believe in You」「Hurricane」も観たかったところですが、だからと言って削れる曲もない。９曲という限られた時間の中で最大限に輝くY&Tを目撃できることには変わりありません。「Rock & Roll's Gonna Save The World」で「IN ROCK WE TRUST」ジャケットのロボット（？）が登場するシーンもばっちりです。しかも、名曲をずらり並べたセットリストが美味しいだけでなく、どの曲もスタジオバージョンを遙かに超えるパッションが燃え上がる。生粋のライヴバンドだったことがはっきりと分かる熱演なのですが、その中でもデイヴ・メニケッティの熱唱が凄い。恐ろしく巧い上に情熱的で、ヴォーカル専任だったとしても、MANOWARのエリック・アダムス辺りとタメを張る熱唱シンガーとして名を成したのではないでしょうか。ギターを弾きながら歌うために立ち位置は限定されがちですが、アクションも激しく、会場中の視線を一手に集めている見事なフロントマンぶりです。そのヴォーカルと同じくらい熱いのがメニケッティのギター。エッセンスを厳選した編集でも彼のギターソロタイムがカットされずにホッとひと安心。２分半ほどの短いソロタイムではありますが、かのゲイリー・ムーアと並び称されたほどの弾き倒しを映像付きで楽しめる。その燃えるソロは、“顔で弾く”とさえ言われたゲイリーが引き合いに出されるのも納得の弾きっぷり。この熱さ、やはり映像があってこそです。もう１本は、プロモクリップ集「SUMMERTIME GIRLS & ALL AMERICAN BOYS」。こちらも公式リリースされた映像で、「LIVE AT THE SAN FRANCISCO CIVIC」と同等の極上状態VHSから復刻しました。タイトルをご覧の通り、7th「DOWN FOR THE COUNT」からの「All American Boy」「Summertime Girls」PVをフィーチュアしていますが、「Mean Streak」「Don't Stop Runnin'」も美味しい。魔女が石像をいたぶる「Mean Streak」では、映画「フラッシュダンス」をチープにしたようなダンスが時代感覚とバンドのポジションを一瞬にして伝えてくれますし、映画「スーパーマン」風の「Don't Stop Runnin’」も衝撃的。主人公が変身するのはタイツ姿ではなく、「IN ROCK WE TRUST」のロボットなのですが、これがまた妙にチープな「ロボコップ」風。当時は映画「ロボコップ」よりも３年早く、単なる偶然………と、思いきや！　なんと、このPVの監督であるマイケル・マイナーは、映画「ロボコップ」の脚本／キャラクター・デザインも手がけている。ロボットに悲哀をまとわせる演出といい、まさか、まさか、このPVこそがあの「ロボコップ」の原型!?!?!?　もしかしたら、恐ろしく貴重な歴史的映像なのかも知れません。「Lipstick And Leather」は「LIVE AT THE SAN FRANCISCO CIVIC」と同じですが、「All American Boy」で一気に世界がはカリフォルニアへ。それこそタウニー嬢が踊り出しそうな雰囲気になります。続く「Summertime Girls」も、今にもピカソブラザーズやデイヴ・リー・ロスが出てきそうな時代感覚で、カリフォルニア・ビーチを満喫。しかし、最後にはビキニギャルに振られたメンバーがメタルレディ達に救われ、ロボットと共に歩いて行くラストシーンにバンドのギリギリの矜持を感じさせます。Y&Tのオフィシャル映像は非常に限られており、その中でも黄金の80年代２本を収めた本作以上の映像作品はありません。バンドのポジションを鑑みるに、これからも公式DVD化は難しいと言わざるを得ませんが、それだけに今こそ最高峰クオリティで保存しなければ失われてしまう。80年代HR/HMに輝く足跡を残したY&T。そんな彼らのもっともまぶしい傑作映像を永遠に残るDVDに封じ込めました。あなたの棚で、いつまでもこの輝きを残してください！ Live at the San Francisco Civic Auditorium, San Francisco, California, USA 25th September 1984 PRO-SHOT (59:25) 1. Intro 2. Hang 'Em High 3. Dirty Girl 4. Lipstick And Leather 5. Don't Stop Runnin' 6. Rescue Me 7. Mean Streak 8. Rock & Roll's Gonna Save The World 9. Guitar Solo 10. Hell Or High Water 11. Forever SUMMERTIME GIRLS & ALL AMERICAN BOYS - THE VIDEOS (22:49) 1. Interview 2. Mean Streak 3. Don't Stop Runnin' 4. Lipstick And Leather (Live) 5. All American Boy 6. Summertime Girls PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx. 82min.

商品名	Y & T ワイ・アンド・ティー/CA,USA 1984 & more
販売価格	1,580円
ランク	☆☆☆
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