Black Sabbath ブラック・サバス/Illinois,USA 1983

ロック・マニアの間で"大定番"とされるライヴ音源を、オリジナル・マスターで発掘する人気シリーズの最新作が登場です！　今回はBLACK SABBATHにイアン・ギランが合流した1983年の「BORN AGAIN」アメリカツアーより、11月18日のイリノイ州シカゴ"U.I.C. パビリオン"公演！　伝説的なオーディエンス録音が、海外コレクター提供によるオリジナル・マスターを用い、過去最上級音質・決定版として音盤化です！当時ロック・ファンの間で賛否を真っ二つに分けた"ギラン・サバス"からちょうど30年。その節目を記念するにふさわしいメモリアル・タイトルが、歴史的な価値と極上の中身にふさわしい２枚組CDでここに登場です！1982年の「MOB RULES」ツアー終了後、BLACK SABBATHは公式ライヴ・アルバム「LIVE EVIL」のミックスを巡り、アイオミ，ギーザーの"オリジナル組"とロニー・ジェイムズ・ディオが対立。ついにはバンド分裂へと向かいます。ロニーの脱退後、アイオミとギーザーはマネージャーのドン・アーデンの勧めもあって、元DEEP PURPLEのイアン・ギランと会合を持ち、意気投合の結果、サバスとギランの合流が決まりました。ギランを迎えたサバスが発表した唯一のアルバム「BORN AGAIN」は、リリース当時こそ批判されましたが、現在では"サバスらしいヘヴィネスへ、ギランのキャラクターが反映された傑作"として、再評価が進みつつあります。その一方ライヴに関しては、ギランのパフォーマンスや「Smoke On The Water」のセット入りが当時から槍玉に挙げられて、現在に至るまで賛否両論です。しかし「この時しか聴けない」旨みや面白さを持ったライヴは、「コレクターズ・アイテムを通じてギラン・サバスが好きになった」というマニアも多く生み出しています。そういったファンの間で、半ば伝説的になっている音源が存在します。それこそが「CHICAGO '83」（Bondage）です。'83年アメリカツアーでも後半の、11月18日・イリノイ州シカゴ公演を優れた音質で収めたこのアイテムは、"サウンドボード級の音でライヴの全貌を楽しめる"と言われました。その後「CAPTURED ALIVE」や「EUROLINES」（いずれもImport Title）といったサウンドボード音源が登場しても、ライヴの全編を通して楽しめる価値は損なわれず、専門誌上でも定番の一つとされています。しかし登場から20年近くを経た現在、そのアイテムもすでに入手困難。後追いのファンにとっては「聴くに聴けない」という状況が続いています。今回は何と、その'83年シカゴ公演のオーディエンス・ソースが、オリジナル・テープ・マスターからダイレクトにデジタル化された決定版で登場です！　本マスターの提供者は、先日話題となった「DEFINITIVE PHILADELPHIA 2013」など、素晴らしいサバス音源を連発している海外の熱狂的サバス・マニアです（今回同時リリースされる1970年ベルリンや、1978年ナッシュビルも同一人物による提供）。本音源もそれら驚きのアイテムに負けない最上級クオリティを実現しています。サバスのコレクターズ・アイテムを知るマニアほど、本作登場の驚きは大きいはずです！ディスクを再生してまず耳に飛び込むのは、この「BORN AGAIN」ツアー中でも'83年の後半に一時期しか使用されなかった、"Devil Baby Crying"をフィーチャーしたオープニング「Supertzar」です。アルバム・ジャケットを音で再現したこの場面は、当時のファンに鮮烈な印象を与え、ギラン時代の大きな特徴として知られています（このオープニングは数秒間ながら、既発よりも長く収録されています）。そして既発音源を知っているマニアなら、この時点で音質の違いにも気づくはず。過去の音源も優れた素材と認知されていましたが、本音源での抜群の明度とナチュラルな質感、より広がりのある音像、そして分厚い中低音には驚くはず（もちろんピッチやテープスピードは正常です）。ギーザーのベースがボリュームたっぷりに浮かび上がるような「Children Of The Grave」や「War Pigs」、アイオミのヘヴィなギターとギランのシャウトが交錯する「Hot Line」に「Disturbing The Priest」など、30年前のライヴがつい先日のような鮮やかさで蘇ります。音のバランスやダイレクト感、観客の声が気にならない聴き易さも絶妙の一言。この音こそ真に"サウンドボード級のオーディエンス録音"だと言えるでしょう！E.L.O.のベヴ・ベヴァンが小気味良いリズムを叩き出す「Supernaut」と「Rock 'N' Roll Doctor」はこの時期のみの聴き所です。ロックン・ロールを背景に持つギランも曲に違和感なくはまり、個性的なパフォーマンスを炸裂させます（「Supernaut」後半ではコンガの連打も聴かせます）。 「Stonehenge」を導入に用いた「Iron Man」や、「Zero The Hero」とギラン流「Heaven And Hell」はライヴのハイライト。オジーやロニーといった偉大すぎるシンガーを前任者としながら、定番曲にここまで個性を出せるという点では、やはりイアン・ギランの大物ぶりを感じさせます。（「Iron Man」の6:15付近にテープチェンジのカットポイントがあります。）　邪悪さ極まる「Black Sabbath」でセット本編が締めくくられた後は、このギラン時代を強烈に印象付けるアンコール。アイオミ流のメタリックで重々しいリフを得た「Smoke On The Water」は、"世界一有名なギター・リフ"と"ヘヴィメタル随一のリフ・メイカー"の遭遇でもあります。墓標を引きずるような重々しい演奏は、本家のリッチー・ブラックモアとも異なる魅力をアピールします。そしてラストの「Paranoid」では、"ロックンローラー"であるギランの血が燃え上がるようなハイテンション・ヴォーカルが圧倒的！　このアンコールでは、異なる個性が衝突したギラン・サバスの面白さを満喫できるでしょう！　本作は約86分間の録音全てが圧倒的！　ベテランのマニアには"知っている音源なのに初体験の驚き"を味わわせ、ビギナーには新たな発見と鮮烈なライヴ体験をお約束します！　優れた音源が多いギラン・サバスのライヴ音源でも、本録音は間違いなく「CAPTURED ALIVE」などサウンドボード音源に並ぶ最上級の実況録音盤。ライヴから30年の時を経て、突如このような音源が発掘されるのですから、コレクターズ・アイテムにもまだまだ"秘められた可能性"があるというもの。過去の名盤に代わり新たな大定番となる決定的アイテムが、全てのサバス・マニア必携、永久保存版の２枚組CDで、ここに堂々のリリース決定。マニアの皆さんは、本作をどうぞお見逃しありませんように！ Live at U.I.C. Pavilion, Chicago, IL. USA 18th November 1983 PERFECT SOUND(UPGRADE) Disc 1(47:03) 1. Supertzar (incl. Devil Baby Crying) 2. Children Of The Grave 3. Hot Line 4. War Pigs 5. Disturbing The Priest 6. Supernaut 7. Drum Solo 8. Rock 'N' Roll Doctor 9. Stonehenge 10. Iron Man Disc 2(38:40) 1. The Dark 2. Zero The Hero 3. Heaven And Hell 4. Guitar Solo 5. Black Sabbath 6. Smoke On The Water 7. Paranoid / Heaven And Hell (Reprise) Ian Gillan - Vocal Tony Iommi - Guitar Geezer Butler - Bass Bev Bevan ? Drums Geoff Nicholls ? Keyboards

商品名	Black Sabbath ブラック・サバス/Illinois,USA 1983
販売価格	1,880円
ランク	☆☆☆
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